女性の鍼灸 women's acupuncture

女性の鍼灸冷え症

冷えの重症度



同じ症状といっても、病の深さ、邪気の深さは、 それぞれです。 それはまるで層になっているかのようで、 一枚はがしたら、次の一枚が出てくる、、、 はがしても、はがしても、また出てくる、 いったいどこまであるのか、終わりはあるのか、、、 そんな感じのこともあります。

冷え症もそうです。 数回の治療で、大きく改善する方もいらっしゃれば、 週一の治療を1年やっても、まだまだ冷えがたくさんある、 という方もいらっしゃいます。

冷え症といっても、そのレベル、重症度はそれぞれです。

【軽度】温めれば温まり、温かさをキープできる。

鍼灸治療で、お灸、ホットパック、遠赤外線レッグホット、コウケントーなど、 いろいろな手段で温めます。 その時、温めれば温まり、その温かさをキープできるのは、 軽症と考えていいでしょう。

【中度】温めれば温まるが、すぐに冷えてしまう。

温まったことを確認し、温めるのをやめると、冷えてしまうレベル。 冷えたらまた温め、鍼灸治療で血流を良くし、 温かさをキープできる体作りを目指します。

【重度】温めても温まらない。

いくら温めても、全く温まらないレベル、かなり重症です。 このレベルの方を、今まで何人もみてきました。 とにかく温めと鍼灸治療を根気よく続けるしかありません。 もちろん日常生活でも気をつけていただくのは必須。 中度、軽度になるのに、何年もかかった方もいらっしゃいます。 たとえ何年かかっても、やらなければ改善はしません。 ほんとに辛抱強く継続するしかありません。


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