暖冬のせいか、今年(2020年)は花粉の飛散が例年より早い気がします。
同時に花粉症の症状も通年より早く、目が痒くくしゃみを連発しているこの頃です。
先日「花粉症の人はがんになりにくい」という記事を読みました。
花粉症をはじめ、喘息、アトピー性皮膚炎の人はがんになりにくいという研究報告がたくさんあるそう。
スペインやアメリカで調査したのちに日本でもすべてのがんの死亡リスクと花粉症の関係について調査した結果、
全疾患の死亡リスクが低く(42%)、特にがんにおいては52%も低かったという報告。
え、そうなの?と思いながら最後まで記事を読むと「しかし、予防効果のないがんもある。肺がん、乳がん、膀胱がん」だそう。
なんだ、そうなのかというオチなのですが。
なぜがん発症率が低くなるのかといえば、アレルギー疾患を持っていると免疫機能が活発になる傾向があるためそれが特定のがんによる死亡率を防ぐのかもしれない、とのこと。免疫システムがマメに働くため、がん細胞もマメに撃退する。だからがんになりにくいということらしい。
「花粉も辛いけど、がんになるのはもっと嫌でしょ?そう思えば花粉も頑張って乗り越えられるのでは?」という一文もありその記事にイラっとしました。「花粉症だし乳がんにもなったけどなにか(皮肉)?」とでも筆者に言いたい。
それで言うと、私の周りで乳がんをした人に共通点があります。それは皆アレルギー体質だということ。
乳がん発覚した時、同病の人に「Rさんってアトピー?」と聞かれたことがありました。
私はアトピー性皮膚炎ではないのですがその人が言うには「私アトピーなんだけど、乳がんの人って、アトピー体質の人が多い気がして」とのこと。
信ぴょう性はないし気にしていなかったのですが、その後お会いした同病の人が何気なく言っていた話を思い出すと、皆何らかのアレルギーがありました。
私リサーチだと9割くらいアレルギー体質です。たまたまかもしれませんが。
乳がんとアレルギーの関係もどこかで研究されているのでしょうか。していなければぜひ調査してほしいと思います。何の解決にもならない話ですが、乳がん体質ってあるのかなぁとふと思った次第です。
つづく
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