女性の鍼灸 women's acupuncture

女性の鍼灸更年期・更年期障害

更年期レポート3


女性鍼灸師の更年期体験をご紹介します。

閉経後~50代前半~

私は今から約1年半ほど前に閉経を迎えました。 女性ホルモンもしっかり低下、更年期真っ只中です。 春夏に多かったホットフラッシュ、 冬にはあまり起こりません。 というか、感じにくいようです。 なんとなく体が熱くなる時があるのですが、夏だったらホットフラッシュが起こっているんだろうなと感じることがあります。 ホットフラッシュやほてりは、気温が高い方が強く出ますね。

女性ホルモンが低下すると、ふつう乾燥しやすくなるのですが、 私の場合、冬でも特に乾燥を感じることはないです。 もちろん若い頃と比べたら、皮脂の量は減っていますが。

鍼灸治療を受けた後は、代謝が促されお肌もしっとりします。乾燥防止にも鍼灸治療は効果があると実感しています。

閉経後は、生理によるホルモン変化が無いわけで、 精神的に安定している気がします。 それがとても快適です。 閉経後もうまくコントロールできている気がします。

閉経後おりものの量が減った~50代中頃~

閉経して数年が経ちました。女性ホルモンが低下しきった、そう感じた時がありました。 閉経後の体の変化のひとつに、おりものの量がかなり少なくなったことがあげられます。 以前60代の女性に「年をとると、下着が汚れなくなるのよ。」と教えてられていましたが、 このことか!と思いました。女性ホルモンの働きが低下し、分泌物も減るのです。

生理があるうちは女性ホルモン・エストロゲンの影響でおりものも分泌され、 膣内に侵入する細菌や雑菌・寄生虫などから膣や子宮を守る自浄作用があります。 しかし閉経後には分泌物が減り、この自浄作用が乏しくなるため細菌感染を起こしやすくなるのです。 閉経後に「おりものの量が増えた」という場合、老人性膣炎を引き起こしている可能性があるので要注意です。

ぽっこりお腹

体重が増えたわけではないのに、以前より下腹部がぽっこりしてきました。 自分の感覚としても、子宮が硬くなり下がってきている気がするのです。 これが年配女性のぽっこりお腹です。

だからといって甘えてはいけません。腹筋でしっかりお腹を支えなくてはいけません! 特に下腹部の腹筋で腹圧をかけ、姿勢を保つことが大切です。


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