女性鍼灸師の更年期体験をご紹介します。
私の話ですが、20代の頃は、それはそれはひどい生理痛、
生理周期もバラバラでした。
30代になり、鍼灸師の道に入り、鍼灸治療を徹底的に受けることで、
生理痛はかなり改善された、という経緯があります。
私が40才頃の生理痛は、少しお腹が重かったり、首肩こりがしたり、、
でも我慢できないようなものではない、そんな状態でした。
今現在、もうすぐ40代も終わるという更年期世代ですが、
更年期に伴う不快症状(更年期障害)は、ありません。
でも20代のころのまま更年期を迎えていたら、
どうなっていたことか、、、。
両方を経験することはできませんから、なんとも言えませんが、
ひどい更年期障害に悩まされていたのでは、と思います。
まず私が更年期だな、と感じたのは、
40代に入りしばらくしたころ、40代前半でしょうか。
それまで生理周期はやや長めで、30~35日くらいだったのが、
約28日周期になりました。
以前より、生理周期が短くなったのです。
経血量は以前とそれほど変わらず。
生理痛なども、特に変化はありませんでした。
28日と言うと正常ではありますが、
以前より短くなったということがポイント。
あ~、私もいよいよ更年期に足を踏み入れたのね、と思ったものです。
そんな状態が数年続きました。
約28日で安定していた生理周期が、さらに短くなってきました。
26日だったり、25日だったり、24日だったり、、、
4週間弱といった感じでしょうか。
そして、不安定でもあります。
どうやら更年期も、次の段階に入ったようです。
経血量も、次第に減ってきました。
通常時の2/3くらい。
それなりに「生理です」という感じではありましたが。
生理周期がさらに短くなってから1年半ほど経ったころ、
40日ほど生理がこない月がありました。
次の月はやはり4週間弱でやってきました。
どうやら更年期もさらに次の段階に入ったと言えます。
生理周期は基本4週間弱ですが、
たま~に35~40日くらいの時がある、そんな状態。
経血量も減ってきました。通常時の1/2くらいでしょうか。
このように生理周期が不安定な時期が、1年半ほど続きました。
短かかったり長かったり不安定な生理周期でしたが、
今度は、長く、そして不安定になってきました。
さらに次の段階です。
生理が30日で来ることもあれば、40日以上の時もある、
もはやいつくるか、予測不能となってきました。
生理がくるのは、排卵があってから約2週間後なわけですが、
それも確実ではない状態。
今後の予測としましては、
さらに生理周期が長くなっていき、
経血量も減り、
あれが最後の生理だったのか、、
という道をたどるのでしょう。
それがいつになるか、まだわかりませんが。
それぞれの期間がどのくらいか、
そしていつから生理に変化が出てくるのか
個人差がありますが、
多くの女性が閉経に向けて、このような経緯をたどるようです。
さて、更年期まっただ中ですが、
それに伴う不快症状=更年期障害は、
ほぼ無いと言えます。
逆に生理が軽くなってきた分、
生理に伴う首肩こりや腰お腹の重さ(鍼灸治療を始めてからはかなり軽減していましたが)は、
楽になってきました。
更年期障害って怖いわ~、と思っている方もいらっしゃるようですが、
必ずしもそうなるわけではなく、
普通に過ごすこともできるのです。
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