朝起きたら、腕がバンザイしていた、
片方だけでも、腕が上にあがって布団から出ていた、
または、寝ている途中で、そうやっているようだ、
そんな方、
それは五十肩(四十肩)の危険信号です。
実は筆者も経験あるのです。
20年ほど前のことですが、
寝ている時、右腕を上にあげて頭の横に持っていくようになりました。
最初はこの体制を取ると、腕や肩が楽な気がする、そうやりたくなる。
寝ていて気づかないうちに右
腕を上にあげている。
今までこんなことなかったのに、、なぜだろう?
でも朝起きると、この体制で肩が固まっている、、、
周りの筋肉が冷えて硬くなっている、だるい!
でも、寝ている時、自然に腕が上にあがっている。
そんなことが2,3ヶ月続いたある日、
すごく重たい荷物を運ばなくてはならないことがありました。
それをきっかけに肩関節を痛めてしまい、五十肩状態になったのです。
五十肩、もしくは五十肩になりそう?
という患者さんにインタビューしてみると、
多くの方が、
「そういえば最近、腕を上にあげて寝ている」とおっしゃるのです。
たとえ真冬でなくても、腕を上にあげ、布団から出して寝ると、
肩関節や周りの筋肉は、冷えて硬くなります。
要注意です。
といっても、、、
寝ている間に、知らないうちそうしてしまうのを、
どうやって防げばいいのでしょうか?
まずは、腕を出して寝ても冷えないような肩周りの服装をする。
パジャマ1枚程度では不十分だと思います。
そして、五十肩の症状が出ていなくても、
肩関節周りの筋肉が、硬くなっている可能性があります。
普段から、肩関節周りの筋肉を温め、ほぐし、柔らかくしておくこと。
要はメンテナンスです。
五十肩は一度症状が出てしまったら、直るのにある程度の時間(約半年~2年:個人差有り)がかかります。
未然に防げるものなら防ぎたいものです。
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