胸にエキスパンダーを入れ、生理用食塩水を入れ続けて8ヶ月。
もともとある胸よりエキスパンダーのほうが大きくなったら、再度手術。
エキスパンダーを抜いてシリコンバッグに入れ替えます。
手術自体は40分程度。寝ている間にあっという間に終わり、
1時間横になったのちにそのまま帰りました。いわゆる日帰り手術でした。
心配して田舎にいた母が付き添ってくれましたが、
待合室で週刊誌を少し読んで、
クリニックにくる患者さんを観察している間に終わった、
というほど付き添う人もあっという間だったようです。
担当医が言うには、麻酔をかけられ眠っている間、
私は何度も上半身を起こされていたようです。
何度もシリコンバッグのバランスを正面からチェックし、
左右を見ながらベストなポジションを見ながら進めるそうです。
女医さんですが、そのあたりの配慮はありがたいなと思います。
手術後定期的に検診にいきましたが、
毎回言われるいのはクリームで保湿しながらしっかりマッサージすること。
それによって皮膚が硬くならずふわふわで弾力のある胸が保てるそう。
そんな感じで胸の再建は1年かけて終わりました。
それからしばらくして、
今度は乳頭のことを考えるわけですが続きはまたにします。
しかし、再建についていちばん気になるのは費用のことではないでしょうか。
2012年までこの人工インプラントの手術をするには100万円かかったそうです。
それが2013年以降、保険が適用されることになり、
私は良いタイミングでした。
正確に思い出せなくて申し訳ないのですが、
生理用食塩水を入れるのは1回1000円程度。
シリコンに入れ替える手術は確か20万程度。
(もっと安かった気もします)
これは高額医療費の申請ができるので実際のところ、
そこまでかかっていないと思います。
自家組織で手術をする場合はやはり100万程度かかるそうです。
そして入院期間も長いそうなので、予算と時間がある方向き。
どこまで追求するかによりますが、
私の感想としてはシリコンでも随分胸のことを気にしない生活を送れています。
ひとつの参考にしていただければと思います。
つづく
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