大きな原因は心身のストレスです。たとえばデスクワークなど長時間うつ向いた姿勢を続けると、
首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなり、筋肉が疲労し硬くなり神経が刺激されて痛みが生じます。
また、就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、ショルダーバッグを肩にかけるというような特定の姿勢、
冷えで体をこわばらせ硬くなってしまうことなどで発症することもあります。
精神的ストレスを受けた場合も同様です。ただし、はっきりとしたメカニズムは、まだよくわかっていません。
緊張型頭痛は心身のストレスが大きく関係していると考えられています。
運動療法や入浴、リラクゼーション、鍼灸治療、マッサージなどで血流を改善し、筋肉や精神の緊張をほぐすことが
頭痛改善につながります。
これらによって改善しない場合、薬物療法の対象となります。
市販薬は有効ですが、飲み続けると薬物乱用頭痛になるリスクがあります。
特に慢性化している頭痛の場合、毎日飲み続けてしまう可能性が高いので注意が必要です。
薬の種類として、ロキソニン、アセトアミノフェンなどがあります。
慢性緊張型頭痛の場合、抗うつ薬や抗不安薬、筋弛緩薬が有効な場合があります。
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