女優でタレントのOさんがコロナで亡くなられたとの報道。
いつも元気いっぱい!というイメージが強かったので、
とても驚きました。
報道を見ていても、多くの人が私と同じ感情を抱いているようでした。
ワイドショーを見ながら引っかかった言葉。
「コロナだという報道もなかったし、
乳がんだったことも知りませんでした」というコメント。
きっとご本人はコロナのことも乳がんのことも
公表する必要はないと思っていたのだと思います。
あえて公表しなかったことを、取り上げなくてもいいのに…。
と、思いました。
Oさんが重症化してしまったのは、
「乳がんで免疫力が下がっていたから」と言われています。
真実はどうなのでしょう?
乳がんにおける放射線治療のリスクとして「肺炎」が挙げられますが、
それと関連したのでしょうか。
年齢や治療方法も体調も自分とは違うため比較できませんが、
コロナの重症化と乳がんによる免疫低下が関係あったかどうかについては
個人的に疑問が残ります。
あまりにもこじつけすぎないだろうかと。
そんなニュースを見ながら放射線のことを思い出したので、
書き留めておこうと思います。
私のガンは胸だけではなく、
左の脇の下(リンパ)、首、鎖骨付近まで散らばっていました。
胸と脇は手術で取りきったものの、
首と鎖骨においては手術できないので
胸と脇を含めて放射線でやっつけることになりました。
私は手術と同時に胸にエキスパンダーを仕込みましたが、
手術をする直前まで主治医がエキスパンダーを入れて良いか判断を悩んでいたのは、
後に放射線をする治療が決まっていたからでした。
エキスパンダーを入れた胸の上から放射線を当てると、
何らかの合併症のリスクがなきにしもあらず、だったからです。
つづく
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