さて。
私が当時、どんな状況だったかと言うと
・ 左胸約4cmに広がる浸潤がん
・ 左脇リンパ節2箇所の浸潤がん
骨やその他の臓器への転移はなし。結果、乳がんステージ2ということでした。
胸に関しては浅く広く広がったがん。脇の方は後から自分で触って見ても確認できる、何か玉のような硬いものがありました。
正直に言うと胸のしこりは少し気になっていました。以前診てもらって「特に異常なし」と言われたこともあり、油断していた結果かもしれません。
脇の方は、今思えばなぜ気づかなかったのか、と思いますが、当時の私にはわからなかったのです。
それ以外の体調ですが、その当時、特別異常はないと思っていました。
「どこも痛くないし、何の不調もないのに、なんで乳がんになるわけ?」と思ったほどです。
先日、同じ病気を経験した方が話していたことをふと思い出しました。
その方も乳がん発覚当時、体調に異常はなく元気に過ごしていたそうですが
「今思えばその頃の私、すごく疲れやすくて、そしてトイレに行くと尿が臭かった気がする」と。
私は尿に異常はなかったのですが、同じく疲れやすく、そしてお腹の調子が悪くなることが多かった気がします。あと、何よりストレスの多い環境にいました。
それが全てではないと思いますが、免疫力が下がっていることにも気づかず(気づけない)無理をしていたのは確かでした。
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