鍼灸師は患者様の状態を、
目で見て、手で触って、五感を使って観察し、確認しています。
そのひとつひとつが貴重なデータとなって
感覚に・頭脳に・体に蓄積されていきます。
ですから、こういう状態だと、こういう症状が考えられる、
といったことが推測できるわけです。
しかし、多くの方は自分の体の状態が客観的に見てどうなのか、
たとえば、自分の頭はブヨブヨしているのか、カチカチ硬いのか?
自分の足はむくんでいるのか、
むくんでいるとしたらどの程度なのか?
といったことは、なかなかわからないことでしょう。
それは普通のことです。
ですから「いつもと違う時」が要注意なんです。
いつも自分の状態をそれなりにチェックして観察している人なら、
わかりますよね、いつもと違う時が。
これは体からのサインです。
もちろん、いい方に違うのは良いことですが、
そうでない時、気にしてあげてください。
それは体からのメッセージなのです。
copyright 一般社団法人女性の鍼灸 womens-acupuncture